内容説明
健康は現代に生きる私たちの重大な関心事である。健康心理学はそのような社会的ニーズに応える形で発展してきた。主要な観点、基礎理論のエッセンスをおさえるとともに、医療現場等での最新の臨床実践も紹介。平易な叙述で、理解を助けるツールが豊富な入門テキスト。
目次
第1部 健康心理学とは何か(健康とウェルビーイング;健康リスクへのアプローチ;健康心理学と臨床心理学)
第2部 健康増進の心理学(健康な社会づくり;現代生活とストレス;健康な食生活;運動と休養による健康づくり)
第3部 リスクと予防の健康心理学(健康リスク要因とパーソナリティ;健康リスク要因と行動―健康を阻害する行動要因;女性と健康;高齢者と健康)
第4部 臨床健康心理学(患者の心理と病気対処行動;健康心理学の臨床的展開;医療場面でのコミュニケーション;ヘルスケアシステムの現状と将来の問題)
著者等紹介
島井哲志[シマイサトシ]
南九州大学教養・教職センター教授
長田久雄[オサダヒサオ]
桜美林大学大学院老年学研究科教授・心理学研究科兼担
小玉正博[コダママサヒロ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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