有斐閣アルマ<br> 教育思想史

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有斐閣アルマ
教育思想史

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641123847
  • NDC分類 371.2
  • Cコード C1337

内容説明

今、教育のあるべき像が揺らいでいます。教育の現実を認識し、教育の未来を構想するためには、過去の教育思想から何を学ぶかが重要です。「教育」と格闘してきた思想家たちの思考に迫り、現代教育を考える、挑戦的な入門書です。

目次

教育思想史の考え方
第1部 西洋教育思想の源流―古代・中世(レトリックと教育;哲学と教育;キリスト教と教育)
第2部 近代の教育思想(ルネサンスとヒューマニズム;コメニウス;ロック;ルソー;古典的人間形成論)
第3部 日本の教育思想(近世日本の教育思想と“近代”;福沢諭吉―日本近代教育思想の一範型)
第4部 現代の教育思想(デュルケームと教育科学;デューイと新教育;新教育以後の教育思想)

著者等紹介

今井康雄[イマイヤスオ]
東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

12
いかにも教科書という構成。固有名詞の多くはスルーして流れを掴む読み方。教育の思想史だが大半は一般の思想史と重なる内容だった。教育は社会や宗教と強く結びついているので当たり前だが。古代ギリシャから始まるが、現代に近づくにつれて思想が身近になり分かりやすく面白くなってくる。この本にかぎらず史ものは大概そうだが。近代以降はほぼ社会学とも重なる思想家たちが出てきて特に興味深い。2018/12/16

柳田

11
東大首席かなんかの山口真由が、教科書を7回も読めば暗記できる、といっていたが、私はこれは5回は通読した(暗記は無理)。定番テキストであって、読みやすい・短いから、今後もお世話になるだろう。日本思想についても載っているのがありがたいが、横井小楠とかああいう人については、教育思想史的な共通理解が存在しているのだろうか。教育史的な知見をまとめた感じかなと思った。まあ、真壁編『西洋教育思想史』は日本思想は載っていないので、やはりありがたい。教育思想史の通史は長らく出ていなかったそうで、いい時期に勉強を始めたかも。2018/07/30

ロラン

6
有斐閣アルマ赤の教養科目レベルの入門書。わかりやすいが読みごたえのある良書である。この種の教育学本に「実践的」な方法論を求めてしまう人にはつまらないだろうが、教育の本質をリベラルアーツ的な視点で見直したいと考える人には最適である。個人的には、日本の教育思想に関する章が興味深かった。江戸期では、西洋科学に朱子学の「格物窮理」の精神をみた佐久間象山、キリスト教に儒学の「天帝」観念をみた横井小楠などが紹介されている。また、福沢諭吉の一身の独立を重んじる思想が、文相森有礼と対比させて論じられていたのも面白かった。2017/08/06

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

4
やっぱ、教科書といえば、有斐閣アルマだよなあ、としみじみ感じ入る一冊。教育思想史というのは、当たり前だけれども人類は、「教育」についてどのように考えてきたのか。より具体的には『何を』『どのように』教えようとしてきたのか、という話。時代性がよく出てそれぞれ面白い。例えば、ロックの教育論を現代で主張すれば炎上必須。ただ、人間を対象にしているだけあって、どこかに「普遍性」がある。時によって変わるものと、時代を超えて変わらないものについて思索したい人は勉強してみたら良いと思う。2020/01/03

夕張西瓜

3
古代から現代までの教育思想史について体系的に学ぶことのできる本です。本書は有斐閣アルマのなかでも教養科目ランクに位置づけられており、私のような初学者にも分かりやすい内容だったと思います。現在、教育に強く求められている「エビデンス」とは、あくまで「教育思想」が決める土俵に立つものだと編者は言います。その意味で「思想はエビデンスに勝るもの」、学ぶ価値の高いものでした。また、思想そのものの他、今まで当たり前に考えていた学校や学級という仕組みの起源等について、新鮮な驚きをもって読めました。2016/01/24

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