内容説明
所得税法を中心に法人税法、手続法をコンパクトに解説2008年度の税法改正に対応。さらに、2009年税制改正の概略を巻末に掲載。
目次
第1章 租税と法(租税;租税の根拠;租税法律主義;税法の解釈と適用)
第2章 個人への所得課税(課税ベース;所得算定過程;収入金額;非課税;費用控除;実現と譲渡;所得分類;損失;人的帰属;国際課税)
第3章 企業への所得課税(企業課税と個人課税;事業体の種類と課税方法;法人所得の計算;出費と分配;組織再編税制)
第4章 租税と手続(課税手続;徴収手続;権利救済)
2009年税制改正の概略
著者等紹介
岡村忠生[オカムラタダオ]
1982年京都大学法学部卒業。1987年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、京都大学教授(法学研究科)。個人所得税の基本原理、M&Aへの課税、知的財産権の関わる国際課税について、研究を進めている
渡辺徹也[ワタナベテツヤ]
1987年九州大学法学部卒業。2000年京都大学博士(法学)(博士後期課程修了)。現在、九州大学教授(法学研究院)。主として法人税法の研究をしてきたが、最近は個人所得税や地方税の分野にも興味をもっている
高橋祐介[タカハシユウスケ]
1993年京都大学法学部卒業。1998年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、名古屋大学教授(法学研究科)。組合・パートナーシップ課税が主たる研究領域だが、事業体課税論、租税の確定や徴収の手続、遡及立法なども研究対象である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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