内容説明
人間の心理・行動の個性や個人差とは何か、それをどう理解・把握すればよいのか、そのメカニズムはいかなるものか。人間科学(自己論や物語論)、自然科学(遺伝・進化理論や神経科学)、社会科学(相互作用論や社会的認知理論)の3つのアプローチから解き明かした新しい入門書。
目次
パーソナリティ心理学とは
パーソナリティ心理学へのアプローチ
自己概念と適応
パーソナリティの物語論的把握
パーソナリティを「測る」
生命現象としてのパーソナリティ
パーソナリティの発達的変化
パーソナリティの相互作用論
認知・感情・動機とパーソナリティ
文化・社会とパーソナリティ
社会環境とパーソナリティ
パーソナリティ心理学の課題と展望
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
1955年生まれ。1979年、東京大学教育学部卒業、1983年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、名城大学人間学部教授
安藤寿康[アンドウジュコウ]
1958年生まれ。1981年、慶應義塾大学文学部卒業、1986年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学文学部教授
堀毛一也[ホリケカズヤ]
1952年生まれ。1976年、東北大学文学部卒業、1980年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期中途退学。現在、岩手大学人文社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ステビア
16
意欲は認めるが、3分野があまりにもバラバラすぎてチグハグ感が拭えない。パーソナリティ研究は統合科学だという話なんだけど2025/05/27
chikuy
0
2015/12/21
ルアット
0
パーソナリティ心理における自己概念のとらえ方やそれがどのように働くか、そのあたりはよく理解できたが、後半に進むにつれて、専門的になっていき、専門用語の説明も理解しづらかった。専門科目として学ぶ人にむけて著された本なので、素人には多少わかりづらくても仕方ないのかもしれないが。・・・2011/01/30
眠り猫
0
キャリコン理論勉強の補足に斜め読みです。2020/11/09
セイ
0
パーソナル心理学の全体的な概要を学ぶ上で参考になりました。2019/11/17