内容説明
ミクロ経済学とケインズ経済学とを一体のものとして学ぶテキスト。効率性とは?社会正義とは?科学的な考え方とツールを身につけることができます。
目次
第1部 ミクロ経済学の基礎(経済学とは何か?―現実を見る目を身につけよう;働くことの経済的意味―労働の供給はどのように決まるのか?;市場の働き―市場経済の望ましい状態とは?;志上の失敗)
第2部 経済学の体系をより厳密に表そう(需要曲線と供給曲線―功利主義の立場から需要・供給曲線を導こう;市場均衡と調整過程―価格はどのように決まるのか?;市場の効率性―部分と全体の矛盾なき価値判断とは?)
第3部 ケインズ経済学(貨幣とは何か?―貨幣の価値は何によって決まるのか?;有効需要の理論―ケインズ経済学の考え方;ケインズ経済学への批判―集権と分権のバランス)
著者等紹介
大瀧雅之[オオタキマサユキ]
東京大学社会科学研究所教授。1957年生まれる。1981年東京大学経済学部卒業。1990年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。神奈川大学経済学部助教授、青山学院大学経済学部教授、東京大学社会科学研究所助教授を経て現職、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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