有斐閣アルマ<br> 比較政治制度論

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有斐閣アルマ
比較政治制度論

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641123649
  • NDC分類 312
  • Cコード C1331

内容説明

比較政治学は、政治的安定や腐敗などの政治的帰結、経済成長や財政赤字などの経済的帰結に国ごとの違いを見出して、その違いがなぜ生じるのかを議論してきた。本書はとくに、政治制度と政治的・経済的帰結の関係を扱う新制度論を整理して紹介する。

目次

第1章 比較政治学とは何か
第2章 制度論
第3章 選挙制度
第4章 執政制度
第5章 政党制度
第6章 議会制度
第7章 官僚制
第8章 司法制度
第9章 中央銀行制度
第10章 中央・地方関係制度

著者等紹介

建林正彦[タテバヤシマサヒコ]
1965年、京都府に生まれる。1989年、京都大学法学部卒業。1996年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。関西大学法学部助教授、神戸大学大学院国際協力研究科教授などを経て、同志社大学法学部教授(政治学、行政学専攻)、博士(法学)

曽我謙悟[ソガケンゴ]
1971年、兵庫県に生まれる。1994年、東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科助手、大阪大学大学院法学研究科助教授などを経て、神戸大学大学院法学研究科准教授(行政学、地方自治専攻)。著作に、『日本の地方政治―二元代表制政府の政策選択』(共著、名古屋大学出版会、2007年、日本公共政策学会賞著作賞受賞)など

待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年、福岡県に生まれる(主に関西で育つ)。1993年、京都大学法学部卒業。1996年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。大阪大学大学院法学研究科助教授などを経て、京都大学大学院法学研究科教授(比較政治論、アメリカ政治論専攻)、博士(法学)。著作に、『財政再建と民主主義―アメリカ連邦議会の予算編成改革分析』(有斐閣、2003年、アメリカ学会清水博賞受賞)、『日本の地方政治―二元代表制政府の政策選択』(共著、名古屋大学出版会、2007年、日本公共政策学会賞著作賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あんころもち

13
公式・非公式の政治制度に共通の比較尺度を持ち込むことで各国の政治現象を分析する教科書。例えば「多党制の国では政情が不安定になりやすい」といった俗説に対して、北欧・中欧諸国を例に反証していく。 本書の面白さは、いかに比較可能な尺度を決定し分析するかという研究者視点によって先行研究を紹介しながら教科書を構成している点である。尺度によって結論は大きく変わり得る以上、尺度は吟味の重要な対象である。尺度の吟味を通じて、どのような比較が適当なのかも同時に学べる、比較政治学の面白さ・奥深さを味わえる一冊。2016/07/10

とある本棚

10
2008年の本で古いが名著。合理的選択制度論の視座に基づき政治制度がどのようにアクターを規定するか、アクターの行動が制度にどのように影響するか論じる。全編を通じ制度論の理論的な説明と計量分析の論文を組み合わせ、多国間比較で日本を含む主要先進国の制度的特徴を炙り出す。本書の最も優れた点はその精緻で首尾一貫した議論構成であり、論理的に政治を考えるとはどういうことか、現代政治学の頭の使い方を学ぶことができる。類書とは異なり、普段あまり取り上げれない司法制度と中央銀行にも紙幅が割かれている点も素晴らしい。2024/09/22

Ra

3
建林・曽我・待鳥の京大政治学トリオの「完全共著」。新制度論(制度の役割に着目し、行為主体の行動・その帰結の因果的推論)という一貫した視角から、政治制度を多国間比較。政治システムの周辺部分ともいえる、司法制度、中央銀行制度、中央・地方関係制度までカバー。2008年の著作であるので、そろそろ政権交代や安倍一強も反映させた改訂版に期待したいところ。2021/08/07

taming_sfc

3
2008年の本だが、着実に増版を重ねている人気作。個人的には制度論の説明と半大統領制の説明がピンときたが、総じて大学生レベルが知っておかなければならない政治リテラシーが十分に詰まっているといえる。2019/11/05

バーニング

3
大学院入試のために使用。比較政治の観点から制度がどのような帰結を生むか、について丁寧に整理されている印象。実証のデータも豊富で、一冊で政治制度を俯瞰しつつ比較政治のエッセンスも学べるというところか。2011/11/12

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