内容説明
55年体制が崩壊した後、小泉政権の登場によって、政治におけるメディアの重要性は劇的に高まった。「メディア多元主義モデル」を前提に、理論、実証、そして実際にメディアと政治が対峙する政治報道の現場から、メディアと政治の関係をわかりやすく説いた新しいテキスト。
目次
第1部 理論篇(メディアと政治;モデルの提起;メディアの自由に対する制約;メディアの政治的影響;メディアと世論)
第2部 実際篇(政治取材はどう行われているか;日本におけるニュース制作過程;テレビ政治と雑誌政局)
第3部 変化篇(マスメディア、党首評価、投票行動;変わるメディアと変わる政治;ネットと政治)
著者等紹介
蒲島郁夫[カバシマイクオ]
1947年、熊本県に生まれる。1974年、ネブラスカ大学卒業。1979年、ハーバード大学大学院博士課程修了。東京大学大学院法学政治学研究科教授(政治過程論、日本政治専攻)、Ph.D.(Harvard)
竹下俊郎[タケシタトシオ]
1955年、大阪府に生まれる。1977年、東京都立大学人文学部卒業。1981年、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。明治大学政治経済学部教授(マスコミュニケーション論、世論研究専攻)、博士(社会学・筑波大学)
芹川洋一[セリカワヨウイチ]
1950年、熊本県に生まれる。1975年、東京大学法学部政治コース卒業。1976年、法学部公法コース卒業。新聞研究所教育部修了。同年、日本経済新聞社入社。政治部次長、編集委員、政治部長、編集局次長兼論説委員などを歴任し、現在、日本経済新聞社大阪本社編集局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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シュミットさん
よしひろ
ペールエール