有斐閣アルマ
現代日本経済 (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641122970
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1333

内容説明

戦後日本経済を歴史的な構造転換に即し、サブシステムの形成(発生の論理)・定着(制度化の論理)・変容(洗練の論理)を軸として描き出した定番テキスト。新版では、データを更新し、バブル崩壊後の叙述を拡充した。

目次

現代日本経済をみる眼―日本経済の転機をどうとらえるか
第1部 戦後改革と復興(戦後改革―日本型企業システムの発生;経済復興―遅れた復興と潜在成長力)
第2部 高度成長のメカニズム(概説―国際収支の「天井」と産業のダイナミズム;産業政策の効果―市場メカニズムの間接的援助 ほか)
第3部 石油危機と経済構造の転換(概説―安定成長への転換;赤字国債―石油危機と行財政改革 ほか)
第4部 債権国・経済大国への道(概説―安定成長からバブル経済へ;債権大国日本―世界一の純債権国に ほか)
第5部 バブル崩壊と日本型企業システムの転換(概説―長期停滞とその克服;東アジアの台頭―アジア間ネットワークの緊密化と対外開放の進展 ほか)
日本型企業システムの転換点―新日本型ハイブリッドに向けて

著者等紹介

橋本寿朗[ハシモトジュロウ]
1946年生まれ。1969年、東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程を経て(経済学博士)法政大学経営学部教授、2002年1月死去

長谷川信[ハセガワシン]
1951年生まれ。1974年、東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程を経て、青山学院大学経営学部教授

宮島英昭[ミヤジマヒデアキ]
1955年生まれ。1978年、立教大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程を経て、早稲田大学商学学術院教授(商学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本命@ふまにたす

1
『現代日本経済』というタイトルだが、内容としては戦後日本の経済史になっている。歴史的な叙述から現代日本経済の特徴を描こうとしているものと思われるが、経済面を中心とした戦後日本史としても読めそうである。2021/05/14

yu01

0
主要なサブシステム(メインバンク・システム、安定株主、下請制、トヨタ生産システム、産業政策など)の発生・洗練・制度化の論理を歴史的に叙述。発生は、企業の合理的な適応の結果であるが、非合理的な行動も重要という立場(なので企業へのインパクトが一貫して語られていて分かりやすかった)。その上で、規制緩和と情報技術革新などの位置づけを考察してる。図表も豊富で教科書ながら論理も抜け目ない。いい本だった。2013/02/07

YU Asai

0
日本企業の成り立ちを中心に、戦前から現代までレビュー。2012/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/152365
  • ご注意事項