内容説明
自己意識や自己イメージは、社会の中で、他者とのかかわりを通して形成され、社会や他者とのかかわりの中で絶えず変化していく。「社会現象」としての「私」に着目し、社会学的アプローチの魅力を明らかにする現代的テキスト。
目次
1部 「私」を社会学する(認識する私;期待される私;演じる私;感じる私―感情の社会学;物語る私;意味を求める私;私を変える)
2部 「他者」とのかかわり(親密なかかわり;電子メディア上のかかわり;ヴァーチャルな他者とのかかわり―模倣という快楽と自己承認;“視線”としての他者―ファッションをめぐって;かかわりの病理;「異質な他者」とのかかわり;ボランティアというかかわり)
著者等紹介
井上俊[イノウエシュン]
甲南女子大学教授
船津衛[フナツマモル]
放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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