出版社内容情報
世界では紛争がたえず,地球環境は悪化し,テロが蔓延している。問題解決のための展望と,変革の姿勢を学ぶためのヒントがちりばめられた,平和学の入門テキスト。国際政治学,社会学,経済学などをふまえた学際的な学問である平和学の体系化をめざした意欲的な書。
内容説明
世界では紛争がたえず、地球環境は悪化し、テロが蔓延しています。問題解決のための展望と、変革の姿勢を学ぶためのヒントがちりばめられた、平和学の入門テキストです。
目次
希望の平和学・平和学の希望―よりよく生きるための英知
第1部 人類の過ちを繰り返さないために(人権の世紀へ―ユダヤ人虐殺を超えて;核時代の平和の構想力―広島・長崎の原爆災害から学ぶ;紛争の世紀を振り返る―今でも続く武力紛争から学ぶ;平和学の挑戦―人類の過ちを繰り返さないために)
第2部 「人間の安全保障」という考え方(南北問題から人間開発へ―戦争の不在だけでは平和とはいえない;ジェンダーと平和―女性の視点からの平和学;多様性を尊重した多文化社会へ―共生から共創へ ほか)
第3部 日本と世界の平和を築く(日本の防衛の新発想―現実的な理想主義を目指して;日本と現代の紛争―アフガン戦争・イラク戦争後の世界;平和構築への道程―国際機関の役割 ほか)
エクスポージャーとして生きる―未来はここからはじまる
著者等紹介
児玉克哉[コダマカツヤ]
1959年生まれ。三重大学人文学部教授
佐藤安信[サトウヤスノブ]
1957年生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科教授、東京大学教授兼任
中西久枝[ナカニシヒサエ]
1958年生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 融合する法律学 〈下巻〉