出版社内容情報
女性学,男性学が手を携え,男と女のあり方をトータルに考える,今までにないジェンダー論入門。マンガや特講,コラムも交え,立体的に構成する。若者たちの身の回りから世界で起こっていることまで,熟達した第一人者が柔らかい語り口で解き明かす待望の新テキスト。
《主な目次》
第1章 女であることの損・得,男であることの損・得
第2章 作られる〈男らしさ〉〈女らしさ〉
特講1 女性学って何?
第3章 ジェンダー・フリーな教育のために
マンガ1 あなたとわたし
第4章 恋愛の女性学・男性学
特講2 男性学って何?
第5章 ジェンダーと労働
マンガ2 花子さんの見た未来?
第6章 多様な家族に向かって
第7章 育児はだれのもの
マンガ3 今日の一日の幸
第8章 国際化のなかの女性問題・男性問題
特講3 平和の思想と〈男らしさ〉
第9章 ジェンダー・フリー社会の見取り図
内容説明
社会的・文化的に構成された性=ジェンダーの視点から、普段気にもとめていなかった自分たちの性とそのあり方を問い直していきます。ジェンダー論の意味と男と女をめぐる日本の現状を、平易な文体で身近な問題から説き明かした。
目次
女であることの損・得、男であることの損・得
作られる「男らしさ」「女らしさ」
女性学って何?―女性学とフェミニズムの不可分な関係
ジェンダー・フリーな教育のために
恋愛の女性学・男性学
男性学って何?
ジェンダーと労働
多様な家族に向かって
育児はだれのもの
国際化のなかの女性問題・男性問題
平和の思想と〈男らしさ〉
ジェンダー・フリー社会の見取り図
著者等紹介
伊藤公雄[イトウキミオ]
1951年、埼玉県生まれ。京都大学文学部卒業、同大大学院文学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。文化社会学・コミュニケーション論専攻
樹村みのり[キムラミノリ]
1949年、埼玉県生まれ。漫画家
国信潤子[クニノブジュンコ]
1948年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学文学研究科哲学専攻修士課程修了、奈良女子大学比較文化学科博士課程単位取得満期退学。現在、愛知淑徳大学コミュニケーション学部・大学院教授、ジェンダー・女性学研究所所長。女性学、ジェンダー論、比較文化論専攻
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感想・レビュー
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