内容説明
私たちは、ニュースという窓を通じて、社会のイメージを頭の中で組み立てている。ニュースはどのように作られ、人々にどのような影響を与えているのだろうか。ニュースやメディア、ジャーナリズムを明快に解説する、初めてのニュース論。送り手から受け手への流れがもっとも見えやすいニュースを素材に、マス・コミュニケーション論の基本的な内容を解説する入門書。
目次
第1部 ニュースの送り手と受け手(作られるニュース;ニュースの機能と受容のメカニズム;ニュースの制約)
第2部 ニュース・メディアの現状分析(印刷メディア;放送メディア;マルチ・メディア;ニュースの内容分析)
第3部 ニュース研究の新たな視点(ニュースのテクスト;ニュース流通のグローバル化とジャーナリズム;ニュースの政治学)
著者等紹介
藤田真文[フジタマフミ]
法政大学社会学部教授。主著にJ.フィスク『テレビジョンカルチャー』(共訳)梓出版社、1996年。『コミュニケーション学への招待』(共著)大修館書店、1997年。『テレビジョン・ポリフォニー』(共編)世界思想社、1999年
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