内容説明
1990年代に入り、終身雇用制度の終焉や能力主義化など、日本企業の人事労務管理は大きく変貌し、多くの課題に直面しています。こうした実態を踏まえながら、現代の人的資源管理の基本的な考え方と機能をわかりやすく解説しています。
目次
第1章 企業経営と人事労務管理―人事労務管理の機能と担い手
第2章 雇用管理―人と仕事の結びつき
第3章 人事制度―従業員をどのように格付けるか
第4章 賃金管理―給与決定の仕組み
第5章 昇進管理―「効率」と「動機づけ」の矛盾をどのように調整するか
第6章 労働時間管理―労働サービスの供給量とタイミングの管理
第7章 能力開発―能力を高める意義と方法
第8章 非正規従業員と派遣労働者―コンティンジェント・ワーカーの活用
第9章 従業員の生活支援―企業の福利厚生制度
第10章 労使関係管理―労働者の利害をいかに守るか