内容説明
２０世紀は企業の時代と呼ぶことができます。大規模化・複雑化しつつ、その活動範囲を飛躍的に拡大させてきた企業は、社会をも大きく変容させるに至っています。こうした現代の企業を、「財・サービスの提供機関」「株式会社」「組織」「家」「社会的制度」という５つの視点から明らかにし、企業の基礎理論と直面している諸問題を解説します。
目次
序章 現代企業をみる視点―５つの企業観
第１章 「財・サービスの提供機関」としての企業―豊かな社会と企業の成長
第２章 「株式会社」としての企業―株式会社制度の理論と現実
第３章 「大企業」としての企業―企業の変容と新しい企業観の登場
第４章 「組織」としての企業―組織と管理
第５章 「家」としての日本企業―日本的経営の構造
第６章 「社会的制度」としての企業―２１世紀の企業像を求めて
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