出版社内容情報
ミクロ経済学の基礎理論に基づいて,その分析ツールを交通の分野に応用する基本テキスト。交通のように公的な政策が重要な位置を占める分野では,理論的な分析と同時に理論に基づく政策のあり方を論じる必要があり,現実政策を構想するに必要な数量分析にも配慮した。
《主な目次》
第1章 市場と政府の関わりとしての交通サービス
交通サービスと公的介入
交通サービスへの規制
参入規制に関する諸問題
運賃・料金設定とその諸問題
第2章 交通需要の分析
交通需要の特性
輸送構造の変化
交通需要分析のツール
交通需要関数と交通機関選択モデル
交通需要予測
第3章 交通サービスの費用分析
費用概念の整理
規模の経済
共通費の概念
費用配分ゲーム
第4章 規制緩和と運賃・料金設定
規制緩和の進展
運輸事業における運賃水準決定
インセンティブ規制
有料道路の料金設定 等
第5章 経済理論からみた運賃・料金設定
第6章 交通投資
内容説明
誰もが日常生活で密接に関連する交通の分野を、ミクロ経済学の基礎理論に基づいて分析する。さらに、公的な政策が重要な位置を占める交通分野では現実政策を構想する必要があり、理論に基づく政策のあり方をわかりやすく解説する。
目次
第1章 市場と政府の関わりとしての交通サービス
第2章 交通需要の分析
第3章 交通サービスの費用分析
第4章 規制緩和と運賃・料金設定
第5章 経済理論からみた運賃・料金設定
第6章 交通投資
著者等紹介
山内弘隆[ヤマウチヒロタカ]
1955年、千葉県生まれ。慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授。専攻は交通経済学、規制の経済学、公益事業論
竹内健蔵[タケウチケンゾウ]
1958年、福岡県生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。オックスフォード大学経済学部大学院修了(M.Litt.)。現在、東京女子大学文理学部社会学科教授。専攻は交通経済学、公共経済学
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感想・レビュー
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- 和書
- 書法の美