ジュリスト増刊<br> 精神医療と心神喪失者等医療観察法

ジュリスト増刊
精神医療と心神喪失者等医療観察法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5変判/ページ数 290p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784641113862
  • NDC分類 326.3
  • Cコード C9432

出版社内容情報

社会的にも注目を集めた心神喪失者等医療観察法が成立したが,その議論は今後もつきることはない。本書には,担当官庁・司法・医療・福祉等広い執筆陣による様々な角度からの多くの論考・研究成果を収める。議論の動向や課題を理解し考える上で最新・最適の書。
目次
1 心神喪失者等医療観察法
 解説=法務省・厚生労働省
2 司法と精神医療
 問題の広がりと深層=中谷陽二
 刑事施設における精神医療=黒田治
 精神保健福祉法との関係=町野朔
 責任能力の概念=西山詮・他
 精神鑑定=山上皓
 司法的判断と医療的判断=前田雅英/他
3 強制入院と強制治療
 強制治療システムとその正当化根拠=横藤田誠
 責任能力制度と精神医療の強制=林美月子
 強制治療システムのこれから=川本哲郎
 触法精神障害者と検察官の訴追裁量権=加藤久雄/他
4 処 遇
 自由と強制=斎藤正彦
 精神病院の処遇=浅井邦彦
 地域精神医療=本間玲子
 処遇困難者=高柳功
 措置入院制度の運用=武井満
 薬物=平井慎二
 他害事故と損害賠償責任=辻伸行/他
5 これからの日本の精神医療を考える
 歴史=風祭元
 現状と問題=仙波恒雄
 台湾との比較=林 憲
 刑法改正問題=浅田和茂
 従事者=三澤孝夫・他
 国際人権原則=永野貫太郎
 マスコミ=南 砂/他
〈巻末〉心神喪失者等医療観察法全条文・統計資料