出版社内容情報
国際私法の意義,歴史,学説等の基本を押さえ,現代的な議論もバランスよく織り込んで解説するテキスト。新しい判例・学説に対応するとともに,平成30年の人事訴訟法改正に伴い,国際民事手続法の章を中心に全面改訂。講義用にも独習用にも最適な入門書。
第1章 国際私法とは何か
1 国際的な私法秩序
2 国際私法の意義と性質
3 国際私法の法源
第2章 国際私法総論──準拠法はどのようにして決定・適用されるか
1 国際私法規定の構造
2 法律関係の性質決定
3 連結点の確定
4 準拠法の特定
5 準拠法の適用
第3章 国際私法理論の歴史
第4章 家族生活と国際私法
1 家族関係の連結点
2 家族関係の準拠法
3 相続・遺言の準拠法
4 渉外的身分関係と戸籍
第5章 国際取引と国際私法
1 国際取引の主体
2 取引活動
3 法定債権
4 債権譲渡その他
5 物 権
6 知的財産権
第6章 国際民事手続法
1 国際民事訴訟
2 国際商事仲裁
3 国際倒産
澤木 敬郎[サワキタカオ]
著・文・その他
道垣内 正人[ドウガウチマサト]
著・文・その他
内容説明
国際的な生活のなかで発生する法律問題をとり扱う国際私法。そのしくみや、背景にある理論上の問題についての基本的知識を提供する。講義用にはもちろん、独習用にも最適。
目次
第1章 国際私法とは何か
第2章 国際私法総論―準拠法はどのようにして決定・適用されるか
第3章 国際私法理論の歴史
第4章 家族生活と国際私法
第5章 国際取引と国際私法
第6章 国際民事手続法
著者等紹介
澤木敬郎[サワキタカオ]
1931年東京に生まれる。1954年東京大学法学部卒業。1993年逝去、元立教大学教授
道垣内正人[ドウガウチマサト]
1955年岡山市に生まれる。1978年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授を経て、2004年から、早稲田大学大学院法務研究科教授、弁護士。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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