出版社内容情報
学生が関心をもつ身近な事例をふんだんに使って人間の心理と行動を興味深くわかりやすく説いた格 好の心理学入門。各章の冒頭にある斬新な4コマ漫画を読んでいくうちにいつの間にか心理学の世界 に導かれていく。懇切な工夫を満載した新機軸のビジュアルなテキスト。
大学1・2年の講義を持つ第一線の研究者が,日頃の工夫と苦労を生かし,討議を重ねてつくった出 色の心理学入門。
序 心理学とはどんな学問だろうか―歴史と視座と方法
1 心は身体のどこにあるのだろうか―心と脳
2 ヒトに生まれ,「人」になること―子どもの発達
3 青年期以降の発達―青年期・中年期・老年期
4 この世界を感じ取ること―感覚
5 この世界を意味づけること―知覚
6 経験から学び,行動を変えること―学習の基礎
7 日常生活のなかの行動変容―学習の展開
8 覚えることと忘れること―記憶
9 問題を解くこと―思考と言語
10 行動を方向づけ,適応的にすること―動機づけと情動
11 人を知り,人の心を癒すこと―パーソナリティと適応
12 社会のなかの人間―社会心理学
内容説明
初学者のためのユニークな心理学入門。心理学の考え方を明解に手ほどき。身の回りの出来事でわかりやすく解説。斬新で親しみやすい4コマ漫画で導入。初学者に必要で十分な事項を厳選。ビジュアルで楽しい紙面。学習や試験のための便宜を満載。
目次
心理学とはどんな学問だろうか
心は身体のどこにあるのだろうか
ヒトに生まれ、「人」になること
青年期以降の発達
この世界を感じとること
この世界を意味づけること
経験から学び、行動を変えること
日常生活のなかの行動変容
覚えることと忘れること
問題を解くこと
行動を方向づけ、適応的にすること
情動
人を知り、人の心を癒すこと
社会のなかの人間
著者等紹介
金児暁嗣[カネコサトル]
1944年生まれ。最終学歴、京都大学大学院文学研究科後期博士課程。専攻は社会心理学・宗教心理学。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授・副学長・博士(文学)
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