出版社内容情報
棉花プランテーションからマクドナルド,コンピュータ産業まで,18世紀末から現代まで16ケースを時代順に配した。チャンドラー理論のエッセンスと課題もコンパクトにまとめられ,ケース中の企業家のプロフィール欄や経営学の用語解説など使いやすさを追究したテキスト。
《主な目次》
Introduction アメリカ型経営の発展・停滞・再生
Part1 離陸と成長の時代:18世紀末~19世紀
ジェネラル・マーチャントと棉花プランテーション:商業と農業
ニューイングランド綿工業の発展:スレイター,ローウェル,ボーデン
鉄道会社の発展と衰退:ペンシルヴァニア鉄道
アメリカ鉄鋼業とカーネギー:成長の戦略
ロックフェラーと石油産業:経営戦略と企業形態
Part2 成熟と競争:20世紀前半
デュポン:多角化戦略と事業部制
自動車産業とフォード:量産体制の成立
フォードとGM:競争の戦略
モルガンと金融資本主義:投資銀行の発展
量販店企業の発展:シアーズ,A&P,ウォルマート
政府と企業:反トラスト運動の発生と展開
Part3 第二次世界大戦後の展開:20世紀後半
コークとマック:アメリカンスタイルビジネス
M&Aとコングロマリット
GE:戦略と組織
IT産業:IBMとウィンテル
マスメディア:新聞,ラジオ,テレビ
Conclusion チャンドラー・モデルとアメリカの経営発展
内容説明
棉花プランテーションからコンピュータ産業まで、18世紀から現代の代表的な16ケースを時代順に配し、さらにチャンドラー理論のエッセンスと課題もコンパクトにまとめられています。ケースに登場する企業家のプロフィール欄や経営学の用語解説を設けるなど初学者にもやさしく学べるテキストです。
目次
1 離陸と成長の時代―18、19世紀(ジェネラル・マーチャントと棉花プランテーション―商業と農業のアメリカ;ニューイングランド綿工業の発展―スレイター、ローウェル、ボーデン;鉄道会社の発展と衰退―ペンシルヴァニア鉄道とペン・セントラル ほか)
2 成熟と競争―20世紀前半(デュポン社―多角化戦略と事業部制;自動車産業とフォード―量産体制の成立;フォードとGM―競争の戦略 ほか)
3 第2次世界大戦後の新展開―20世紀後半(コークとマック―アメリカン・スタイル・ビジネス;M&Aとコングロマリット;GE―その戦略と組織 ほか)
著者等紹介
安部悦生[アベエツオ]
1949年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程で学び現在、明治大学経営学部教授
寿永欣三郎[スナガキンサブロウ]
1943年生まれ。中央大学商学研究科博士課程で学び現在、国学院大学経済学部教授
山口一臣[ヤマグチカズオミ]
1940年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程で学び現在、成城大学経済学部教授
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