内容説明
本書は、学生や社会人を対象に、変貌著しい国際金融の姿を総合的・体系的に解説した、国際金融論の最新のスタンダード・テキストである。国際金融の理論、現状、政策、歴史を包括的に解説、国際金融問題を、さまざまな角度から、複眼的に考えることができるよう工夫を凝らし、最新の動きについて、具体的に理解を深められるよう、続発する通貨危機、単一通貨ユーロの誕生、ドルや円の動向などについて、随所で取り上げた。
目次
第1部 国際金融の基礎(国際決済と外国為替;国際収支と国際貸借 ほか)
第2部 現代国際金融の構図(企業の国際化と国際金融;金融機関の国際化と国際業務 ほか)
第3部 変貌する世界経済と国際金融(変動相場制と国際政策協調;発展途上国と開発金融 ほか)
第4部 国際通貨体制の変遷と課題(パックス・ブリタニカの盛衰;パックス・アメリカーナの時代 ほか)