内容説明
文化と経済をつなぐ「文化経済学」に関しての、待望のスタンダード・テキスト。各分野から注目され、発展著しい研究成果を、代表的論者が体系的に組み立て解明し、文化経済学の全体像の把握を可能にした。情報化社会・成熟化社会における経済、経営、政策のあり方を、文化の視点から検討し直す。
目次
序 文化経済学の拓く世界
1 情報化社会における文化と経済
2 文化経済学の生成と発展
3 文化産業と地域社会
4 ボランティアの文化経済学
5 芸術創造の経営学
6 現代の企業経営とフィランソロピー、メセナ
7 文化政策の展開
8 文化経済学と実証分析
文化経済学研究の沿革
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
33
初読。2015年430冊め。何故積読にしたのかわからないが、経済や経営、文化や政策といった分野にまったく明るくない自分が読む分にもわかりやすい。関心を持つのは阪神大震災からの復興、「神戸らしさ」、生活文化。1998年初版。2015/04/07
笠井康平
2
体系的。すでに実務経験のある人が読むと物足りなく感じるが、それはあらゆる教科書の宿命だと思わされた。2013/08/16
壱萬参仟縁
2
日本で初めて文化経済学を体系化したテキスト。地域文化振興など、地域再生のあり方について、今日的にもなお有意義な内容である。2012/04/04
強粘結炭
1
1章,8章を除いて読了。2016/01/13
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