内容説明
〈環境社会学〉は環境問題に関する諸科学のなかにあって、「被害者の視点」「居住者の視点」「生活者の視点」からこの問題に接近し、その実態を科学的かつ総合的に把握するという独自の成果をあげてきた。その研究蓄積をもとに、事例調査も豊富に取り入れながら理論的体系化を試みた、わが国初めての入門テキスト。
目次
第1章 環境問題の社会史
第2章 環境破壊の社会的メカニズム
第3章 社会制御としての環境政策
第4章 環境問題と被害のメカニズム
第5章 環境問題と社会運動
第6章 生活環境と地域社会
第7章 環境問題と生活文化―水環境汚染を手がかりに
第8章 開発途上国の環境問題
第9章 環境社会学の課題と方法
第10章 環境問題の社会学的研究―その軌跡と今後の展望
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