内容説明
日本の経済は、今、国際化・ソフト化の時代に入りつつある。同時に、わが国の流通の現状は、消費市場の多様化・個性化の様相を色濃く呈しつつある。このような状況を考えるとき、必要となってくるのが、基礎的なマーケティングの知識である。本書は、マーケティングの歴史を踏まえ、伝統的な枠組みをとりつつも、新しい理論を加味しながら、現代のマーケティングを解説している。基本的な知識の習得に、また知識の整理に好適なオーソドックスなテキストである。
目次
第1章 マーケティングの歴史とその概念
第2章 第二次世界大戦後のマーケティングの展開
第3章 マーケティング管理
第4章 製品政策
第5章 価格政策
第6章 マーケティング・チャネル政策
第7章 販売促進政策
第8章 消費市場の変化と消費者行動
第9章 現代のマーケティングと流通機構の変化
第10章 マーケティングと公共政策