内容説明
本書は、錯綜した経済問題やその背後に作用している経済政策の実態および経済の病弊を、あたかも有能な外科医のようにいとも簡単に手術によって患部を摘出して見せるのではなくて、われわれの身近に見られる経済政策の基本的な考え方を、実際の経済問題に即してできるだけ分り易く解説した入門書である。
目次
第1章 経済政策の目的と課題
第2章 経済政策の主体とその決定過程
第3章 経済成長と安定化政策
第4章 財政・金融政策
第5章 分配政策
第6章 価格機構と資源配分
第7章 市場の失敗と社会的選択
終章 現代経済政策学の学び方