内容説明
本書は、激動期にあって株価は今後どうなるかという問題を中心テーマに据えつつ、現実の株式市場をとりまくさまざまな疑問になるべく平易に答えようとするものである。株価を決める要因、法人・機関投資家・外人投資家の影響力、国際化に伴う株式取引の変化、産業の将来性、キャピタルゲイン課税問題、インサイダー取引など基本的および現代的問題がとり上げられている。
目次
序 株の大暴落はなぜ起きた
1 大恐慌来説の真偽
2 株価はどう決まる
3 まだまだ続く金余り現象
4 株式ブームと投資家のリスク
5 法人化・機関化現象と外人投資家
6 産業の盛衰と株式市場
7 急ピッチで進む株式市場の国際化
8 株式市場をゆり動かす要因―金利・インフレ、税制、先物取引
9 こりからの株価を占う