介護福祉学の探究

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641076723
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C1036

出版社内容情報

高齢化社会で最も重要な課題である高齢者介護について,介護保険の創設,介護福祉士の制度化や,介護福祉学会の発展に力を尽くしてきた著者が,わが国の高齢者介護の将来を見据え,高齢者介護のあるべき姿から専門職教育,介護福祉学の課題について,熱い想いを語りかける。

1 介護福祉学10年
2 介護福祉学とは何か
 1 ”介護“福祉学への助走
 2 介護福祉学の意義と意味
 3 介護福祉学がめざすもの――介護福祉と文化
3 介護福祉職と介護福祉学
 1 介護福祉職の役割
 2 介護福祉士の課題と育成
 3 ホームヘルパーの魅力
4 介護福祉専門職教育と介護福祉学
 1 介護福祉教育はいかにあるべきか
 2 介護福祉教育現場への期待
 3 現場における介護福祉研究
5 介護福祉学と介護予防および福祉文化
 1 介護保険と介護予防
 2 介護予防と介護文化
 3 高齢時の余暇
 4 世界の福祉文化事情からみた日本の介護福祉
補 スウェーデンのホームヘルプ・サービス

内容説明

地球規模で進む高齢化のなかで介護福祉の問題は、新たな人類の長寿社会を創造する梃子の役割を果すものである。介護福祉の担い手の量とともに、質が問われる今、長年その充実に取り組んできた著者が、介護福祉研究や専門教育のあるべき姿を熱く語りかける。

目次

1 介護福祉学の一〇年―今後の展望のために
2 介護福祉学とは何か
3 介護福祉職と介護福祉学
4 介護福祉専門教育と介護福祉学
5 介護福祉学と介護予防および福祉文化
補 スウェーデンのホームヘルプ・サービス

著者等紹介

一番ケ瀬康子[イチバンガセヤスコ]
日本女子大学校家政学部三類(社会事業専攻)卒業。法政大学大学院社会科学科経済学専攻修了、経済学博士。ストックホルム大学客員研究員、日本女子大学人間社会学部教授、東洋大学社会学部教授を経て、現在長崎純心大学人文学部現代福祉学科教授、日本女子大学名誉教授、日本介護福祉学会会長、日本福祉文化学会会長、長寿社会文化協会(WAC)会長。著書に、『養育院100年史』(編纂執筆)(東京都、1975)(第1回今和次郎賞受賞)、『婦人問題資料集成―保健・福祉』(ドメス出版、1978)(毎日出版文化特別賞受賞)などがある
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