内容説明
冷戦後の国際紛争や平和維持に関する議論を跡付け、問題の所在と論点を理論的に整理し評価を加えた待望の書。国連の平和維持活動、予防外交、人道的介入など重要テーマを通して現代の国際社会の変化と21世紀の新しい平和維持や安全保障の問題を考える材料を与えてくれる優れた研究書。
目次
平和維持・予防外交と安全保障
第1部 紛争と国際組織による平和維持(国際組織と紛争の防止;冷戦期の国連平和維持活動の意義;冷戦の終焉と国連の平和維持機能)
第2部 予防外交論の展開と限界(予防外交論への展開とアジア太平洋;アフリカの破綻国家問題と予防外交;予防外交論の射程)
第3部 構造変動と予防概念(平和維持と人道的介入;国際秩序と「予防」概念の拡散;平和維持・予防外交論と大規模テロ)
著者等紹介
納家政嗣[ナヤマサツグ]
1946年秋田県に生まれる。1969年上智大学経済学部卒業。1982年上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程単位取得。現在、一橋大学大学院法学研究科教授
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