出版社内容情報
歴史的経緯を踏まえつつ,冷戦後の新しい時代文脈を,社会科学としての国際関係学はいかにとらえるべきか。
この課題を現実と理論,科学の個別化と総合化の緊張関係の中で明快に解説した好評のテキスト。
旧版以後の動向を取り入れ,データも最新のものに一新して充実。
《主な目次》
第1部 国際関係学の発展
第1章 国際関係学の誕生と展開=原 彬久
第2章 国際関係学の現在=大畠英樹
第2部 国際関係の構造
第3章 米ソ冷戦からポスト冷戦へ=平山龍水
第4章 地域紛争への視角=前田哲男
第5章 国際政治と国際経済の連動=古城佳子
第3部 国際関係の諸課題
第6章 安全保障と国際関係=土山實男
第7章 地球環境と国際関係=長谷敏夫
第8章 第三世界と国際関係=佐藤幸男
第4部 国際関係と日本
第9章 国際関係と日本の政治外交=渡辺昭夫
第10章 国際関係と日本の経済外交=長尾 悟
第11章 国際関係と日本の国際協力=横田洋三
内容説明
歴史的経緯を踏まえつつ、冷戦後の新しい時代文脈を、社会科学としての国際関係学はいかにとらえるべきか。この課題を、現実と理論、科学の個別化と総合化の緊張関係の中で明快に解説したテキスト。
目次
第1部 国際関係学の発展(国際関係学の誕生と展開;国際関係学の現在)
第2部 国際関係の構造(米ソ冷戦からポスト冷戦へ;地域紛争への視角 ほか)
第3部 国際関係の諸課題(安全保障と国際関係;地球環境と国際関係 ほか)
第4部 国際関係と日本(国際関係と日本の政治外交;国際関係と日本の経済外交 ほか)
著者等紹介
原彬久[ハラヨシヒサ]
1939年北海道に生まれる。1963年早稲田大学第一政経学部政治学科卒業。現在、東京国際大学国際関係学部教授、同大学院国際関係学研究科長、法学博士(一橋大学)。この間、1977~78年プリンストン大学および1990年ケンブリッジ大学客員研究員。専攻は国際政治学、日本外交史、日米関係論。主要著書に『戦後日本と国際政治―安保改定の政治力学』中央公論社、1988年。『現代国際政治のダイナミクス』(共編)早稲田大学出版部、1989年。『日米関係の構図―安保改定を検証する』NHKブックス、1991年。『国際政治分析―理論と現実』新評論、1993年。『岸信介―権勢の政治家』岩波新書、1995年。『戦後史のなかの日本社会党―その理想主義とは何であったのか』中公新書、2000年など。主要訳書にH.J.モーゲンソー『国際政治―権力と平和』(訳者代表)福村出版、1986年など
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