内容説明
現代先進社会を特徴づける「消費社会」について実証的かつ堅実な手法によりながら全般的・体系的に社会学的検討を加えたはじめての「消費社会論」。簡明な叙述によるわかりやすいテキスト。
目次
消費社会への視点
第１部 消費社会の基本構造（現代資本主義と消費社会；消費社会を作ったもの―広告と企業活動；消費社会の諸問題）
第２部 消費社会の人間と文化（消費社会の人間像；消費文化のゆくえ；消費の記号論考）
第３部 消費社会と環境問題（消費者と環境問題の関わり；消費社会化の進行と環境問題の解決；消費社会の将来に向けて―本書の結論）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shibaba
1
レポートのネタとして。消費社会論のわかりやすい入門書。
Hiro-ki
1
消費社会論と素朴にタイトルされてるけれども、ボードリヤールを筆頭とする８０年代に流行した記号論的消費社会論と対決する、実証に力点を置いた消費社会論のオルタナティブを提示しようという著者の強い意思がが漲ってる一冊。2010/12/01
