内容説明
新選挙制度が政党構造の変化と政党再編に与えたインパクトについて、多角的な視点から共同研究の形でまとめた詳細な実証研究。政治改革・政界再編の論議をするうえでの必読文献です。
目次
第1部 政治改革と政界再編(政治改革をめざした二つの政治勢力―自民党若手改革派と小沢グループ;「外からきた」改革派―日本新党と細川護煕)
第2部 政界再編下の一九九六年総選挙(都市圏における個人後援会の変容と再編;農村型選挙区における政界再編および選挙制度改革の影響―茨城新二区 額賀福志郎を例として ほか)
第3部 総選挙の全体像―新選挙制度の総体的評価(制度認識と政党システム再編;読売選挙班へのアンケート調査分析)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スズキパル
1
政党本位・政策本位のイギリス型二大政党制をモデルとした選挙制度改革。本書では小選挙区比例代表並立制の下で行われた初の総選挙において、新党の結成理念や様々な選挙区の状況を分析している。選挙区の再編による現職議員の割り振りや、旧選挙区での互いに票を争っていた議員同士の連携などの局面で、党組織の果たす役割が増えている一方、低得票率の中で中選挙区時代以上に得票率を伸ばさねばならない候補者たちは、個人後援会や利益集団の意向を重視する姿勢を従来以上に強め、「政策本位」の選挙戦が行われていたとは言い難いとの指摘が印象的2017/12/18
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