内容説明
満足夫人の時代は終った。個性的な人生の創造をめざして、仕事・家庭・社会活動と女性の三立時代が始まろうとしている。
目次
1 多様化した主婦群像
2 主婦多様化の背景
3 主婦業とは
4 働く主婦は、いま
5 新しい生き方を求めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
21
男女が共に働かなくては生活が立ち行かない、という事情で専業主婦が減少している現代だが・・・。この本は1986年初版。経済成長によって家事の効率化が進んだこと、平均寿命が延びたこと、高学歴女性が増えたこと、など社会の変化に伴い、著者は既婚女性の志向が「仕事」「家事・育児」「社会的活動」の3つに広がっている、と書いた。そのような意味で女性の社会進出が進み、専業主婦がいなくなるという見通しだった。著者のお二人は、今の状況をどのようにご覧になっているだろう。現在、専業主婦率は約30%程度。2019/06/19