内容説明
「まちづくり」がおもしろくなってきた。「まちづくり」の視点が“人間”に向けられてきた。人間と環境とのかかわりあい,市民参加による快適環境の創造という側面から「まちづくり」を考えることが大切である。そのためには、エコロジーとサイコロジーの両側面からのアプローチが必要だ。RSVPサイクル理論こそ,「まちづくり」,地域活性化のためのヒューマン・ウェアとして登場した理論である。地方自治体,各地商工会議所,デペロッパー,流通関係者はもとより「まちづくり」にかかわるすべての方々にとって必携の書である。
目次
第1章 人間と環境――人間にとって環境とは何か
第2章 ソフト社会における「まちづくり」――新しい時代を迎えて「まちづくり」はどのように変わっていくか
第3章 商店街活性化とアイデンティティの時代――“まち”を活性化するキーポイントとは何か
第4章 「まちづくり」と集団創造性開発――市民参加の「まちづくり」をどのように展開するか
第5章 テークパート・プロセス・ワークショップに参加して――参加者からの感想文