龍谷大学社会科学研究所叢書<br> 社史の研究―日本企業成長の軌跡

龍谷大学社会科学研究所叢書
社史の研究―日本企業成長の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641065543
  • NDC分類 335.48
  • Cコード C3034

内容説明

本書では、社史の刊行と企業および産業の発展はどのような関係にあるのか、企業文化との関係はどうか、社史の刊行技術の発展からみて社史はどのような経営機能を果たしてきているのかなどについて定量的な分析を試みた。また2つの産業を取り上げて、事例研究の形で定性的分析にも取り組んでいる。

目次

第1章 社史研究の問題意識と方法
第2章 日本の社史刊行状況と長尾文庫の位置
第3章 企業の発展と社史刊行
第4章 産業の展開と社史
第5章 社史と企業文化
第6章 社史刊行技術の発展
第7章 造船業における社史
第8章 生命保険業における社史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ekko

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社史のコレクション、龍谷大学長尾文庫を研究した本。あらゆる角度から社史を分析し、その必要性と可能性を説いている。戦前までは西洋文化としての会社組織が日本に定着する様子を、戦後はに日本の会社書式が世界で興亡する様子を読み解く資料になるのが社史なのだと感じた。コロナを経験した会社がどのような歩みをたどるのか?過去の社史がその歩みのヒントを、未来の社史がその歩みを刻むことを期待されているのかもしれない。巻末に1968年創設された㈶日本経営史研究所の紹介文が寄せられている。2020/08/25

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