内容説明
本書は、世界の主要資本主義諸国の政府間財政関係を分析した１６本の論文から成っている。
目次
第１部 日本における政府間財政関係（日本における政府間財政関係の特質；政府間財政関係における国庫負担金の役割；公共事業の政府間財政関係；大都市、とくに東京をめぐる政府間財政関係；地域経済の振興と財政調整）
第２部 欧米における政府間財政関係（イギリス近代地方自治の歴史理論―『日本地方財政論』の比較史的再検討；サッチャー政権下の政府間財政関係；ニューディール期の公的扶助と政府間財政関係；アメリカの政府間財政関係；ニューヨーク市財政と連邦・州補助金；世界恐慌下のドイツ財政制度；ナチス政権下の財政調整制度；西ドイツの連邦・州間財政調整の新局面；フランスの地方財政改革；オーストラリアにおける政府間財政関係；財政ストレス下の政府間関係と地方財政―国際的サーベイ）
