内容説明
「暗黒の月曜日」に端を発したニューヨーク株式の大暴落は、ロンドン、東京へと波及し、世界中に大きな衝撃を与えた。その後の事態の成りゆきはどうなるのか。本書は、金融恐慌と大不況の現代における意味を、その鍵となる銀行経営に焦点を合わせて、歴史の経験から学びつつ明快に考察する。
目次
第1章 金融活況と金融恐慌―「低成長下の金融活況」の分析
第2章 金融恐慌と大不況―その論理と教訓
第3章 金融恐慌と銀行経営
第4章 低経済成長下の金融活況―現況からの展望
第5章 株価変動と金融活況の行方―経済危機の論理