目次
１ 社会的行動の基礎（社会的行動の動機；対人認知；社会的自己）
２ 個人の社会的行動（社会的態度；非言語コミュニケーション；対人交渉；対人行動；対人関係の成立）
３ 集団と組織（集団行動；集団の機能；組織の中の行動）
４ 現代社会の諸現象（マス・コミュニケーション；群集行動；流行と普及過程；都市化と人間行動；世論の形成；高齢化社会；カルチャー・ショック）
５ 現代社会の病理（非行；犯罪；災害時行動）
６ 社会心理学の枠組み（社会心理学の流れ；社会心理学の研究方法）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CraftsK
0
多岐にわたり複雑な社会心理学を、できるだけ平易にまとめるというコンセプトで描く。1987年出版なので、大きな変化であるネット社会についての言及は無し。そのぶんマスコミへの言及が多くなっていると思われる。ネットの無い時代、またはネットに影響されない基本的な構造については現在でも大いに参考になるはず。例えば5章-3災害時行動は、東日本大震災の経過を考えるのに有効だろう。近年の新しい学説が無いことには注意が必要だが。4章のグラフに昭和125年という表記があり、鼻水噴き出た。…なんだこの締め。2013/03/11
-
- 和書
- ヘッジ取引の会計と税務
