内容説明
グローバル化とIT化のなかで、激変する国際金融。第3巻では、その現状と政策を理論的に分析するとともに、高度化する金融技術を詳細に解説。グローバルな、また東アジアの視点から、国際通貨システム安定化の枠組みを探る。
目次
グローバリゼーションと現代国際金融
変動相場制下のドルとアメリカの役割
現代国際金融と開発途上国
金融グローバル化とEU―EMSからユーロへ
日本企業の国際財務活動と国際金融
グローバリゼーションと金融技術革新
金融業の国際的展開と金融規制
現代国際金融の現実と理論
東アジア金融危機と安定化の方策
人民元をめぐる国際通貨問題
国際通貨・金融の安定化―グローバルな視点から
グローバル・インバランス―「世界不均衡」の性格の解明に向けて
著者等紹介
田中素香[タナカソコウ]
中央大学経済学部教授
岩田健治[イワタケンジ]
九州大学大学院経済学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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