出版社内容情報
社会福祉の法・行財政制度や政策とともに、実践を支える思想・価値、歴史などを丁寧に解説する。
内容説明
歴史・国際比較を踏まえてさまざまな社会福祉のあり方を示すことを通じて、社会福祉の思想と原理を体系的に整理した「社会福祉原論」の新テキスト。広い視野から現代社会の中に社会福祉を位置づけるとともに民間の福祉活動やジェンダーの視点を加え、今日の変動する社会において社会福祉をとらえ直す。
目次
生活と社会福祉
社会制度としての社会福祉
社会福祉の歴史的展開（イギリス；アメリカ；日本）
社会福祉の思想と価値
社会福祉の実施方法とその原理―ニーズ充足の過程
公的責任と行財政制度
市民社会における福祉活動
ジェンダーと社会福祉
社会福祉サービスと従事者
社会福祉の国際動向
現代社会と社会福祉―地域福祉計画を中心にして
著者等紹介
岩田正美［イワタマサミ］
１９４７年生まれ。１９７１年、中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。社会福祉学博士。現在、日本女子大学人間社会学部教授
武川正吾［タケガワショウゴ］
１９５５年生まれ。１９７９年、東京大学文学部社会学科卒業。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教授
永岡正己［ナガオカマサミ］
１９５０年生まれ。１９７６年、大阪市立大学大学院家政学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。現在、梅花女子大学文学部教授
平岡公一［ヒラオカコウイチ］
１９５５年生まれ。１９８３年、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授
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感想・レビュー
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ゆう。
19
社会福祉原論のテキストです。社会福祉に対して横断的に貫く諸原理や基礎概念を学ぶことのできる書だと思います。社会福祉の技術論や制度論など、幅広く学ぶことはできます。社会福祉原論は、深めていきたいと思いました。2015/12/20
Koji Takahashi
5
【社会福祉は進化してしているのか？】 2003年発行の教科書。社会福祉士養成講座で一部コピーをいただいた。中古で「1円」で購入できたので「教科書を読書」してみた。 テーマは「15年でどれだけ社会福祉はしんかしたのか」 結論は「問題は解決せず」である。 歴史を知ると、福祉を仕事とすることは「人間磨き」だと思う。 イギリス、アメリカ、スウェーデンにて始められたことが日本に伝わり、それを実践し続けた人達がいて今がある。私利私欲のためではなく社会のために生きた人達を見習いたい。2018/08/29
