出版社内容情報
確率・統計の基礎から因果関係を識別するための応用手法,マクロ経済データの時系列分析の解説まで扱う。演習問題も充実。
内容説明
確率・統計の基礎から、ミクロデータを用いた因果関係を識別するための手法、マクロデータを用いた時系列分析手法の解説までを一冊で行います。因果関係の考え方をしっかり説明したうえで、学術誌に掲載された実証例を豊富に紹介し、詳しく解説していくことで、臨場感のある実証例とともに、計量経済学の手法を学ぶことができます。また、紹介する実証例の一部や練習問題で用いるデータセット、分析コードなどを、本書のウェブサポートページで提供しています。
目次
計量経済学の目的と特徴
第1部 基礎編:実証分析のための基礎知識(データの整理と確率変数の基礎;統計理論の基礎;線形単回帰モデルの推定と検定;重回帰モデルの推定と検定)
第2部 ミクロ編:ミクロデータの分析手法(パネルデータ分析;操作変数法;制限従属変数モデル;政策評価モデル)
第3部 マクロ編:時系列データの分析手法(系列相関と時系列モデル;トレンドと構造変化;VARモデル)
付録(線形代数と漸近理論の基礎;回帰分析、モーメント法、最尤法の漸近理論;実証研究の手引;文献ガイド)
著者等紹介
西山慶彦[ニシヤマヨシヒコ]
2000年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士課程修了。現職:京都大学経済研究所教授、Ph.D.(経済学)。専門:計量経済学
新谷元嗣[シンタニモトツグ]
2000年、イェール大学経済学部博士課程修了。現職:東京大学大学院経済学研究科教授、Ph.D.(経済学)。専門:マクロ経済学、計量経済学(とくに時系列分析)
川口大司[カワグチダイジ]
2002年、ミシガン州立大学経済学部博士課程修了。現職、東京大学大学院経済学研究科教授、Ph.D.(経済学)。専門:労働経済学
奥井亮[オクイリョウ]
2005年、ペンシルベニア大学経済学部博士課程修了。現職:ソウル大学校経済学部副教授、Ph.D.(経済学)。専門:計量経済学(とくにミクロ計量経済学、パネルデータ分析)、実験経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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