出版社内容情報
マルクス死後100年を記念し,我が国の資本論研究の到達点を示す企画として
代表的経済学者の総力を結集して開始された『資本論体系』(全10巻)。
最終巻は,資本論研究の上に展開される独占資本主義論・国独資論の理論
研究とともに現代資本主義の諸側面を分析する。
《主な目次》
第1部 現代資本主義分析の理論と方法
第1章 『資本論』体系と現代資本主義分析の方法
第2部 独占資本主義の理論
第2章 独占資本主義の構造
第3章 独占段階における資本主義経済の動態
第4章 独占資本主義における諸矛盾とその形態
第3部 国家独占資本主義の理論と現代資本主義分析
第5章 国家独占資本主義の理論
第6章 現代資本主義の展開
第7章 現代の諸問題
(ME化・情報革命/労働者階級論/環境破壊/通貨と信用/欧州統合/食糧・農業/レーニン『帝国主義論』/国独資論争/ソ連型「社会主義」体制)
内容説明
本巻では、マルクス資本論を基礎に独占資本主義・国家独占資本主義の理論分析を行い、それらの理論展開の上に現代資本主義の諸側面を分析する。代表的研究者の総力を挙げた望みうる最高の現代資本主義論である。
目次
第1部 現代資本主義分析の理論と方法(『資本論』体系と現代資本主義分析の方法)
第2部 独占資本主義の理論(独占資本主義;独占段階における資本主義経済の動態;独占資本主義における諸矛盾とその展開形態)
第3部 国家独占資本主義の理論と現代資本主義分析(国家独占資本主義の理論;現代資本主義の展開;現代の諸問題)
著者等紹介
北原勇[キタハライサム]
1931年生まれる。1959年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学名誉教授
鶴田満彦[ツルタミツヒコ]
1934年生まれる。1963年東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、中央大学商学部教授
本間要一郎[ホンマヨウイチロウ]
1924年生まれる。1947年東京商科大学卒業。現在、横浜国立大学名誉教授
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