国際レジームと日米の外交構想 - WTO・APEC・FTAの転換局面

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641049963
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C3031

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

7
重要なのは8章から。WTOが停滞しAPECメンバーは個々に二国間FTAに力を注ぐ。その結果、アジア太平洋の経済が個々のFTAに細分化し貿易ルールの異なるFTAが錯綜し、貿易行動が混乱する「スパゲッティ・ボール現象」が問題化する。同時に米国はこれらの地域レジームに参加しておらず、アジア太平洋に対して関与する手がかりが縮小するのではないかと懸念した。そこで米国はFTAAPを提唱する。FTAAPの成立を促す「潜在的なプラットフォーム」としてTPPに参加しそれを足場としてFTAAPに拡大する方針を示したのである。2013/12/13

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