軍事力と現代外交―現代における外交的課題 (原書第4版)

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軍事力と現代外交―現代における外交的課題 (原書第4版)

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641049819
  • NDC分類 319
  • Cコード C1031

内容説明

初版刊行以来、高い評価を得てきた国際政治学・国際関係論テキストの改訂版。この原書第4版では、「理論」と「歴史」の両面から国際政治を考察し分析を加える、という基本的枠組みは受け継ぎながら、北朝鮮の核問題など、日本を含むアジアにおける事例を新たに盛り込んでいる。第1部では、17世紀から現代に至るまでの外交や国際システムの歴史を描く。第2章では、そこから得られる教訓や理論的考察について、さまざまな事例を引きながら解説し、第3部では、外交政策と軍事力行使に対するさまざまな制約について考える。それらを受けた終章では、歴史と理論、現代外交をめぐる諸問題、そして今後の課題について述べる。

目次

第1部 過去から現在へ(外交の出現と大国;外交の古典的システム(1815‐1914年)
外交革命の始まり(1919‐39年)
戦後の安全保障システム―大国支配下国際連合か
冷戦
国際システムの展開)
第2部 歴史、理論、そして実際(歴史の教訓と外交戦略の知識;外交交渉;抑止;強制外交;危機管理)
第3部 制約と省察(軍事力と外交戦略についての倫理とその他の制約)
軍事力と外交戦略に関する省察と現代における外交的課題

著者等紹介

ローレン,ポール・ゴードン[ローレン,ポールゴードン][Lauren,Paul Gordon]
1946年ワシントン州シアトルに生まれる。1973年スタンフォード大学で博士号取得。1985年モンタナ大学マンスフィールド・センター初代所長に任命され、現在、モンタナ大学教授

クレイグ,ゴードン・A.[クレイグ,ゴードンA.][Craig,Gordon A.]
1913年グラスゴー(スコットランド)に生まれる。1925年渡米。1941年プリンストン大学で博士号取得。同大学教授(1951‐61年)、1961年からスタンフォード大学教授。現在、同大学名誉教授。1962年からベルリン自由大学名誉教授。歴史学専攻。2005年死去

ジョージ,アレキサンダー・L.[ジョージ,アレキサンダーL.][George,Alexander L.]
1920年シカゴに生まれる。1958年シカゴ大学で博士号取得。米軍のドイツ占領行政にたずさわった後、ランド研究所を経て、1961年からスタンフォード大学教授。同大学名誉教授。政治学専攻。2006年死去

木村修三[キムラシュウゾウ]
1934年生まれ。神戸大学名誉教授

滝田賢治[タキタケンジ]
1946年生まれ。中央大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

4
名著。軍事力と外交政策をめぐるパラドキシカルな関係を歴史的な実例を豊富に引用し論ずる。やはり本書の白眉は第二部であろう。外交交渉の成否や抑止、危機管理等と主なトピックを歴史的実例から何を導き出すか慎重かつ真摯に語る。個人的に興味深いのは「強制外交」の実例として所謂ペリー来航と日米戦争前の交渉を挙げている点である。前者は成功例、後者はしっぱい例としてあげられ、米国側は日米交渉を外交政策の失敗例として見ているのが面白い。目的や意図が不明な強制外交の施策は相手に思わぬ決断をさせる。外交の醍醐味が詰まる一冊。2024/05/25

わび

4
本書は大きく二つの部分からなる。前半の国際政治史の概説の部分を読んでいる時は、よくまとまっている一方で特に傑出するものは感じなかった。しかし、具体的な外交の側面について歴史上の例を出しながら考察する後半部は、歴史的変化にも目を払い、過度な一般化に陥らないようにしながら、抑止や強制外交が成功を収めるための明快な条件を提示しており、秀逸であった。2018/06/08

hurosinki

3
国際関係論のテキストで、第一部では、純然たるバランス・オブ・パワーから、共有された価値観に基づく外交システムの出現、そしてこのシステムの大変化(構成員の拡大と同質性の消失、経済・政治アクターの外交への影響力増大、通信技術の進歩による外交アクターへの時間的圧力の増大など)の歴史的展開を追う。第二部では「外交自体のまさに中核を占める」(p181)外交交渉と、軍事力を使った外交戦略(抑止、強制外交、危機管理)とそれが有効になりうる状況を考察している。ちなみに武力行使は外交戦略の一部として位置づけられていない。2019/08/24

かも

2
★★★★★最近ありがちな解決策の提示ではなく、歴史(具体)と政治学(抽象)をもとに安定的な外交システムを考察する。前半の歴史部分は欧米偏重かつ細かいので難読だが、後半は比較的読みやすいのに内容が充実している。政治手法の分類やそれぞれの手法をとるべき条件や注意点など。1997年発行だがまったく色褪せない、むしろ自国だけでは生きることができない現代だからこそ読むべき本だと思う。逆に言えば本書を読まずに外交を語るなかれ。2022/10/17

1
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