軍事力と現代外交―歴史と理論で学ぶ平和の条件

軍事力と現代外交―歴史と理論で学ぶ平和の条件

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641049659
  • NDC分類 319
  • Cコード C1031

内容説明

ヨーロッパ外交史の権威と安全保障問題の大家が、安定的な国際システムのあり方を求め、それを実現し維持していく手段としての軍事力と外交の意義、それらの相互関係、効用と限界、失敗の原因と成功の条件等を分析する。スタンフォード大学での長年にわたる授業の成果として編み出された、国際政治学・国際関係論の定評ある教科書。

目次

第1部 17世紀から今日に至る国際システム(大国の出現;18世紀の外交;1815‐1914年のバランス・オブ・パワー―3つの試み;システム形成期(1919‐39年)
世論と外交政策 ほか)
第2部 システムの維持―軍事力と外交の諸問題(外交技術のための知識―歴史の教訓;外交交渉;抑止;強制外交;危機管理 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日の光と暁の藍

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国際システムの歴史と、軍事力が果たす外交上の役割(理論)について学べる。本書の優れている点は理論の記述にあると思われる。外交交渉、抑止、強制外交、危機管理、戦争終結、デタントといった理論や外交上の手続きについて、具体的な歴史上の事例を用いてそれらを説明する。本書は、実際の外交安全保障政策に寄与することを目指して書かれたという。そのため、議論が極めて実践的である。例えば、外交交渉においては、それ以上譲歩出来ない相手の「抵抗点」を見つけ、背後の利益や関心、考えを見極め、説得と駆け引きをせよ、といった具合だ。2014/02/13

Ano

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沖縄普天間基地問題が表面化になり、改めて「軍事と外交」というものを意識し、何も知らない事を自覚。本書からパワーオブバランスを観点を学びましたが、この観点を通し歴史や現代外交を見ると以前より鮮明に出来事(NEWS)を捉えられると思います。2010/07/01

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