内容説明
グローバリゼーション、ボーダレスの時代とはどのようなものか。法学、政治学、経済学による分析に歴史学、社会学のパースペクティブを加え、安全保障、民族と文化、企業活動・経済政策の制度や法の変容と問題点を深くえぐり出す、名論文14選。
目次
世界の新しい見方
メイン・ストリートとウォール・ストリート―民主政治と通商政策
1970年代の安全保障政策の転換―「冷戦終結」のリハーサル?
ナショナリズムと三つのカフカース戦争―ロシア=チェチェン紛争のルーツ
多文化主義と民族的マイノリティの諸類型―カナダの事例とW・キムリッカの問題提起
人の移動と家族の問題―ボーダレス化の中のヨーロッパを舞台として
国境を越える証券取引
国際会計基準と日本の会計制度―国際的調和への対応
銀行の国際的活動の規制―監督規制のあり方とその国際的協調を中心として
国際倒産の時代―属地主義のカーテンは開かれるか
日米共通ルールと独占禁止法〔ほか〕
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- 和書
- 六花の勇者 〈4〉