感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリーゴールド
3
この本を読み終わって、明治六年政変の西郷さんのイメージがある程度湧いた!と思ったけど、「遠い崖 10 大分裂」を少し読み返したらまた西郷さんがよく分らなくなりました・・・^^)ともあれ、第2章第2節で紹介されている中学・高校の日本史の征韓論の記述が、いかに戦後の時代で支配的だった歴史観に規定されたものだったかがよく分った。私自身が学んだのもほぼ同内容だったけれど、現在の教科書ではどんな風な記述になっているのかな。 この本(昭和53年刊)含め毛利先生の一連の著作は、明治六年政変の研究に一石を投じたみたい 2019/01/19