出版社内容情報
2017年に成立した民法改正には,法定解除に関して理論的な問題が存在する。本書では独仏法における一般的な法定解除の歴史的展開を素材とする考察を行う。そして,独仏法における一般的な法定解除の形成と展開を支えた論理を明らかにして,本改正に対する示唆を行う。
序論
第1部 ドイツ法
第1章 19世紀前中期の法状況
第2章 一般ドイツ商法典における解除
第3章 ドイツ民法典の編纂における解除
第2部 フランス法
第1章 フランス民法典1184条による裁判解除
第2章 役務賃貸借における一方的解除
第3章 フランス民法典1657条による当然解除
結語
杉本 好央[スギモトタカヒサ]
著・文・その他
目次
第1部 ドイツ法(19世紀前中期の法状況;一般ドイツ商法典における解除;ドイツ民法典の編纂における解除)
第2部 フランス法(フランス民法典1184条による裁判解除;役務賃貸借における一方的解除;フランス民法典1657条による当然解除)
著者等紹介
杉本好央[スギモトタカヒサ]
京都府生まれ。2002年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。大阪市立大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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