目次
第1部 実定国際法の方法と基盤(国際行政法の存立基盤;国際行政法;政府間国際組織の国際責任;国際法の国内的妥協性をめぐる論理と法制度化―日本の国際法学の対応過程;一方的国内措置の国際法形成機能;国際紛争要因としての対抗力とその変質;国際紛争における協議制度の変質;国家責任成立の国際法上の基盤)
第2部 実定国際法の個別的展開(経済開発協定における国際協力概念の変質;国際経済法における相互主義の機能変化;原子力安全をめぐる国際法と国内法の機能分化;南極資源開発の国際組織化とその限界;島の国際法上の地位;宇宙開発)
第3部 山本国際法学の原点と到達点(セルデン海洋論の実証的根拠;中世海洋国際法概念とその変容―トルデシラス条約(1494年)の成立をめぐって
排他的漁業権概念の歴史的展開
Japanese Approaches and Attitudes Towards International Law
国際法の展開と学説の役割)
著者等紹介
山本草二[ヤマモトソウジ]
1928年生まれ。1953年東京大学法学部卒業。1955年熊本大学法文学部講師・助教授、国際基督教大学教授、成蹊大学法学部教授、東北大学法学部教授、上智大学法学部教授、国際海洋法裁判所裁判官を歴任。東北大学名誉教授・法学博士(東京大学)。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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