内容説明
人は/国家は/国連はどう行動し、裁判ではなにが争われ、そして何が国際法の世界に生まれたか?国際社会と国際法の動きを知りながら学ぶ。
目次
第1編 国際社会の法的構造
第2編 国際法規範の形成
第3編 国際社会の空間秩序
第4編 国際法秩序の維持システム
第5編 国際公益の追求
条約・国際文書
事件・会議
国家・国際組織による国際法関連文書・声明など
国内法
著者等紹介
酒井啓亘[サカイヒロノブ]
京都大学大学院法学研究科教授
寺谷広司[テラヤコウジ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
西村弓[ニシムラユミ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドウ
2
昨年の4月~7月の授業の為の参考書を漸く読み終えた。それだけものすごい分量だし内容も濃密で国際法の全てを網羅していると思う。構成が他の本と違う(らしい)ので、ただ始めから読んでいくのも良いし、学んだトピックから順番に読んでいっても良いのではないかと。法学が苦手な私には物理的な意味だけでなく、なかなか重い本でした。2016/01/10
yo
2
分厚い国際法の本のおすすめ2冊目。これまた凄まじい分量で、もはやこれを1冊読み込んで勉強するのは無理(できたら勉強する能力を誇っていいと思います)。その代りいろんな論点を網羅してるだけじゃなく、1つ1つに、判例や決議、条約、国内法など具体的な情報がたくさん載っている。これも特定のテーマを深く、という時に読むと良いと思う。2015/08/26
Kei
1
非常にボリュームのある一冊。内容の多い国際法を網羅的に扱っており、勉強するのには良い。しかし、もっとコンパクトで、後半に出てくる内容と前半の内容がもう少しリンクされていればより理解しやすく、定着もすると思う。2016/02/11
トレジャー
0
著者は京大を中心とした国際法学者。基本書~専門書として書かれた実用性の高い一冊。国際裁判所・国際機構のデータベースの探し方等も丁寧に書かれ、研究向けに書かれている側面もある。初学者には少し難しく感じられるかもしれない。今となってはやや古いものの、800頁に及ぶ分量で各章とも詳細な説明があり、10年前はこの一冊あれば国際法分野は大体網羅できたのではないだろうか。欠点は分厚くて重いことと値段がやや高いことである。2014/12/01
かぺら
0
教科書指定されていたので、試験対策のために購入から約8ヶ月を経て読了。国際法という分野なので全体的に歴史的経緯などの説明に重きを置いている。分量が多いが比較的平易な文章であることや時々挟まる事例の解説などのお陰で見た目ほどキツい読書とはならなかった。2019/07/11
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