ボーダーレス時代の刑事改策 (改訂版)

ボーダーレス時代の刑事改策 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641041752
  • NDC分類 326.3
  • Cコード C1032

内容説明

今回の補訂では本書の初版(1995年)出版後の重大事件―とくに、1997年以降に起こった神戸児童殺傷事件等の世間を騒がせた事件―や「組織犯罪対策法」や「少年法改正」等の立法動向、1997年にケンブリッジ大学に留学した折りに見学した刑事施設や社会奉仕命令の現場の状況、さらに1977年、1998年に集中的に調査したドイツにおける刑法の改正や「社会治療処遇」モデル施設等の現状と問題点などについて補筆・加筆した。さらに、本書では、「精神障害犯罪者」を全て「触法精神障害者」に統一した。これは、精神障害者が責任無能力とされた場合や不起訴処分となった場合は「犯罪」は成立しないからである。

目次

刑事政策の課題
刑事政策と被害者学
刑事立法の課題
21世紀の「刑事制裁」制度の構築
「死刑」存廃論
自由刑
財産刑
第2の刑事制裁=刑事治療処分
新刑事制裁モデル
犯罪者処遇モデルの発見〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶ケーキ

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現代はボーダーレス化が進んだ時代である以上、刑事政策もそれに見合ったものになるべきとのこと。脱犯罪化の話とか頷けるところもあったけど、最後まで「ボーダーレス化」という言葉で何を意味しているのかがわからなかった。正直なところ、自分の主張を正当化するための魔法の言葉として使われているような気すらした。2017/01/30

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