内容説明
本書は、刑事訴訟法を学んでいるひとを対象にその学習の手助けをする目的で書かれたもの。上巻争点編は争点整理的な性質の比較的濃い論稿を収録。
目次
1 被告人・被疑者の黙秘権
2 検察官同一体の原則と独任官庁制との関係
3 法務大臣の指揮権
4 写真撮影と肖像権
5 勾留をめぐる諸問題
6 起訴前勾留と起訴後勾留との関係
7 接見指定の要件と方式
8 公訴提起による公訴時効停止の客観的範囲
9 審判の対象
10 訴因の特定
11 公訴事実の単一性
12 自白の補強証拠
13 共犯者の自白と補強法則
14 控訴審の事後審的構造
15 破棄差戻後の手続
16 再審開始決定の確定と確定有罪判決の効力



